アムステルダムの文化の風

◆◇欧州からの文化の風【日本の未来のために】◇◆:アムステルダムの文化の風
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     アムステルダムスローライフな文化の風
      「余裕」を生活の時間と空間の中に
          「ゾーニング」する      

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アムステルダム中央駅から、街へ出ると、
まったりとしたとしかいいようがない、
なんとも脱力した空気を、肌に感じた。

ゾーニング
建築のプランの話ではない。

生きていく毎日の時間を、ゾーニングする。
これは、「余裕」を自分のものにするためには、必須のこと。

日本での、仕事の忙しさと金がないことに追いかけられる毎日。
これにばかり振り回されていると、本当に余裕がなくなってしまう。
頭の中はいつもそればかりで、時間が少しでも空いても、とりあえず忙しい日々を
忘れようとするだけの、憂さ晴らしとまぎらわしの時間になってしまう。


仕事場など人を拘束する場所と、カフェや広場など拘束のない自由な場所に、
ヨーロッパの街や建築は、緩やかにゾーニングされている。
その中で、人は気ままに暮らしていて、街全体もそのように動いているように見えた。
彼らは特別金があるひわけではない、普通の人。

日本の街は、仕事場と消費のための場所の2つの場所が骨格になっていて、
働くか、金を使うかどちらかしかできないような都市構造になっている。
街や建物が、拘束のない、自由な時間を過ごせるようになっていない。
とにかく余裕が無い。

毎日に生活の時間を、上手にゾーニングして暮らしたいものだ。
生活の空間と時間を、ゾーニングして、拘束される場所と、拘束されない
場所を、上手につくるゾーニング

「余裕」と「ゾーニング」に意識的になること。
これは、建築や都市の計画にも欠かせないこと。

・・・・・先日、ヨーロッパの旅から帰って来て思った次第。…5日間だけの旅でしたけど。

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