ル・トラン・ブルー

◆◇欧州からの文化の風【日本の未来のために】◇◆No97:ル・トラン・ブルー
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             ル・トラン・ブルー
           
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欧州旅行のパリに到着した最初の日の夜、Le Train Bleu「ル・トラン・ブルー」
というレストランへ食事に行ってきた。

「ル・トラン・ブルー」は、リヨン駅の構内にあるレストラン。

パリにはSNCF(フランス国鉄)のターミナル駅が6つあって、リヨン駅はそのうちの1つの駅。
パリのどちらかといえば南の位置にあるスイッチバック式のターミナル駅で、マルセイユなど
南仏方面に向かう列車が発着する。

19世紀につくられた鉄骨とガラスでできた古くて高くて大きな屋根の下には、フランス版新
幹線TGVがずらっと並んで、なんとも壮観な光景。
フランスの国鉄の駅には改札口がないので、駅のホームに入ってそのままTGVの車両の近くま
で行くことができる。

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「ル・トラン・ブルー」は、前から是非一度行ってみたかったレストラン。

このレストランは、リュック・ベッソン監督の映画ニキータの中のワンシーンとして出てくる。
主演のアンヌ・パリローがフランス政府特命の女性の暗殺者として育てられる様を描いたのが
この映画のストーリー。
その彼女が最初の暗殺の使命を授かるシーンがあって、その舞台となっているのが、このレストラン「ル・トラン・ブルー」なのだ。

19世紀のフレスコ画に天井と壁全面が覆われた、天井が高くて大きい、とても豪華なレスト
ランで、映画で見ていた当時の私は、多分映画のためにつくられたセットなのだろうとずっと
思っていたのだ。
ところが数年前、ふとしたきっかけで、知り合いから、それはリヨン駅にある「ル・トラン・ブルー」というレストランで、実際にパリにあるし営業もしているということを教えてもらい、知ることになったのだった。

「え〜!あんなすごいの、本当にあるの!?しかもそこで食事までできるの?!」

そんなかんじだったので、今回訪ねることをとても楽しみにしていたのだ。

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コース料理のメニューを頼んだのだけれど、とても美味しかった。
日本語のメニューもあったので、安心。
飲み物込みで70ユーロくらい。
そんなにめちゃめちゃ高いというわけでもないと思う。
普通の人が、普通に訪れて食事に来ていた。

「ル・トラン・ブルー」は、パリ市の歴史的建造物にも指定されているそう。
しかし、歴史的建造物のレストランの中で食事ができるなんて、
ちょっとびっくりしながらの食事でした。

■以下、私が撮影してきた「ル・トラン・ブルー」の写真
http://ameblo.jp/michi444111/entry-10768825665.html


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